年収を2,080時間で割るだけではだめな理由
会社員は休日や病欠を含めて年に約2,080時間分の給料をもらい、機器、ソフトウェア、年金の負担、仕事を探す時間は会社が負担します。フリーランスはそれをすべて自分で払い、請求できる時間にしか稼げないので、給料だけをもとにした時給はかなり低くなります。
求め方
- 手取りで欲しい年収を決めます。
- 税金分を上乗せします:年収 ÷ (1 − 税率)。
- 事業の経費を足します:機器、ソフトウェア、保険、会計、作業場所、勉強、老後の積み立て。
- 請求できる時間を数えます:働く週数 × 1週間に請求できる時間。事務、営業、案件の合間の空き時間が週の大きな割合を占めるので、40時間のうち20〜30時間しか請求できないフリーランスも多くいます。
- 合計を請求できる時間で割ります。
計算例
手取りで年600万円欲しく、税率が約25%、経費が年60万円とします。
- 税引き前:600万 ÷ 0.75 = 800万円。
- 経費込み:800万 + 60万 = 年860万円を請求する必要があります。
- 請求できる時間:46週 × 25時間 = 1,150時間。
- 時給:860万 ÷ 1,150 = 約7,478円、8時間の日当で約59,826円です。
相場と比べる
この結果は目標を満たす最低限の額です。同じような仕事に顧客が払う相場と比べてください。経験や専門性があればより高くでき、相場よりかなり低いと品質を疑われることもあります。経費や経験は変わるので、毎年見直しましょう。
計算ツール
フリーランス単価の計算は自分の数字でこれを計算し、日当も出します。会社員の仕事と比べるには年収から時給の計算と手取りの計算を使います。