LEDに抵抗が必要な理由
LEDにはほぼ一定の電圧降下、つまり順方向電圧があり、それを超えると電流が急激に増えます。電流を制限するものがないと、発熱して壊れます。直列に入れた抵抗が電流を決めます。
計算式
R = (電源電圧 − LEDの順方向電圧) ÷ 電流
順方向電圧2.0 Vの赤色LEDを5 V電源で20 mA流すなら、(5 − 2) ÷ 0.020 = 150 Ωです。3.2 Vの白色LEDを12 Vで使うなら(12 − 3.2) ÷ 0.020 = 440 Ωなので、1つ上の標準値の470 Ωを使います。
順方向電圧の目安は、赤・黄・橙のLEDで約1.8〜2.2 V、青・白とほとんどの緑のLEDで約2.8〜3.4 Vです。正確な値はデータシートに書かれています。
定格電力
抵抗は余分な電圧を熱に変えます: P = I² × R。150 Ωの例では0.02² × 150 = 0.06 Wなので、一般的な1/4 W(0.25 W)の抵抗で足ります。計算した電力の2倍以上の定格を選びます。
複数のLED
直列なら順方向電圧を合計し、合計が電源電圧より低い範囲で抵抗1本を使います。並列なら、LEDごとに抵抗を付けます。LEDのわずかな個体差で電流が均等に分かれないからです。
計算ツール
LED の抵抗の計算は、正確な値、最も近い標準値、電力を示します。ほかの回路には、オームの法則の計算と直列・並列の計算が使えます。