科学的記数法
小数点の前にゼロでない数字を1つ置き、10のべき乗を掛けて表します。47,000は4.7 × 10⁴、0.00033は3.3 × 10⁻⁴です。電卓やプログラムではEを使って4.7E4、3.3E-4と書きます。
工学表記
10のべき乗の指数を必ず3の倍数にするので、前の数は1から1,000未満になります。47,000は47 × 10³、0.00033は330 × 10⁻⁶です。これはSI接頭辞と対応します。
- 10¹² テラ(T)、10⁹ ギガ(G)、10⁶ メガ(M)、10³ キロ(k)
- 10⁻³ ミリ(m)、10⁻⁶ マイクロ(µ)、10⁻⁹ ナノ(n)、10⁻¹² ピコ(p)
そのため47 × 10³ Ωはそのまま47 kΩ、330 × 10⁻⁶ Fは330 µFと読めます。
換算のしかた
科学的記数法から工学表記にするには、指数が3の倍数になるまで小数点を右に動かし、1つ動かすごとに指数を1減らします。4.7 × 10⁴は47 × 10³に、2.2 × 10⁻⁸は22 × 10⁻⁹、つまりコンデンサーなら22 nFになります。
使い分け
数値が何桁にもわたり、有効数字が重要な物理や化学には科学的記数法が向いています。SI接頭辞付きで値を表す電子工学や計測には工学表記が向いています。どちらも同じ値を表し、精度は変わらないので、換算しても有効数字はそのままにしてください。
工学表記への変換や科学的記数法への変換で換算し、有効数字の計算で正しい桁数に丸められます。