非安定モード:連続した方形波
非安定モードでは、555が自動でオン・オフを繰り返します。LEDの点滅や音を出すのに使います。抵抗R1、R2とコンデンサーCで次のようになります。
- High時間 = 0.693 × (R1 + R2) × C
- Low時間 = 0.693 × R2 × C
- 周波数 = 1.44 ÷ ((R1 + 2 × R2) × C)
- デューティ比 = (R1 + R2) ÷ (R1 + 2 × R2)
R1 = 1 kΩ、R2 = 10 kΩ、C = 10 µFなら、Highが76 ms、Lowが69 msで、約6.9 Hz、デューティ比52%です。
この標準回路では出力は常にLowよりHighの時間が長く、デューティ比は50%を超えます。R2と並列にダイオードを入れるとコンデンサーがR1だけで充電され、より低いデューティ比にできます。
単安定モード:1回だけのパルス
単安定モードでは、トリガーで決まった長さのパルスが1回出ます:t = 1.1 × R × C。R = 100 kΩ、C = 10 µFなら1.1秒で、よくある遅延やチャタリング除去の時間です。
部品選びのコツ
- 電解コンデンサーは表示値から20%以上ずれることがあるので、実際の時間が計算とずれることがあります。精度が必要ならフィルムコンデンサーを使いましょう。
- 放電端子に電流が流れすぎないよう、R1は1 kΩ以上にしましょう。
555 タイマーの計算で両方のモードを計算できます。出力でLEDを光らせるなら、抵抗値はLED の抵抗の計算で求めましょう。