C1V1 = C2V2
溶液を薄めても溶質の量は変わらないので、濃度 × 体積は希釈の前後で同じです。C1とV1はストックの濃度と使うストックの体積、C2とV2は作りたい濃度と体積です。
5 Mのストックから1 Mを10 mL作るには、V1 = C2 × V2 ÷ C1 = 1 × 10 ÷ 5 = 2 mLのストックを取り、水か緩衝液8 mLを加えて10 mLにします。
C1とC2は同じ単位で、V1とV2も同じ単位でそろえます。
希釈倍率
1:10希釈は、全体10のうちストックが1の割合で、たとえばストック100 µLに希釈液900 µLです。ただし「1:10」が1に10を加える意味で使われることもあるので、プロトコールでどちらの意味かを確認してください。
段階希釈
非常に大きく薄めるときは段階的に希釈します。1:10を6回繰り返すと、試料は1 mLあたり108個から102個の細胞になり、106倍の希釈になります。どの段階もピペットで扱いやすい量で済みます。次に移す前に各チューブをよく混ぜ、チューブごとにチップを替えます。
計算ツール
希釈計算は、4つの値のどれでもC1V1 = C2V2から求め、単位の換算もします。段階希釈の計算は、各チューブの濃度と、移す量と加える量を一覧にします。