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希釈倍率の求め方

式

希釈倍率は、試料が何倍に薄まったかを表します:

希釈倍率 = 全体積 ÷ 試料の体積 = 元の濃度 ÷ 最終濃度

試料 10 µL をバッファーで 100 µL にすると、100 ÷ 10 = 希釈倍率 10 です。5 mg/mL のストックを 0.5 mg/mL にするのも 10 倍希釈です。

1:10 の意味

比で書かれた 1:10 は、ふつう全体 10 のうち試料 1(倍率 10)を意味しますが、試料 1 に希釈液 10 を加える(倍率 11)と読む人もいます。両者は 10% 違います。「10 倍希釈」や「1 in 10」と書かれたプロトコルにはあいまいさがありません。自分で書くときは体積を示しましょう。

段階希釈では倍率が掛け合わさる

段階希釈では各段階を前のチューブから作るので、倍率は掛け算になります。1:10 を 3 回なら 10 × 10 × 10 = 1,000、10−3 と書きます。1:2 を 2 回と 1:5 を 1 回なら 2 × 2 × 5 = 20 です。1 µL を 1 L に入れるような無理なピペッティングをせずに、1:1,000,000 希釈を正確に作れるのはこのためです。

元の濃度に戻す

測った値に合計の希釈倍率を掛けます。10−4 チューブからの 100 µL を播いたプレートにコロニーが 120 個なら、120 ÷ 0.1 mL × 10,000 = 元の培養液で 1.2 × 107 cfu/mL です。血球計算盤では、トリパンブルーと 1:1 で混ぜた細胞の倍率は 2 で、その前に 1:5 に希釈していれば合計の倍率は 10 です。

目標の倍率に必要な体積

最終体積 V で倍率 F にするには、試料を V ÷ F 取り、残りを希釈液にします。200 µL での 1:40 希釈は試料 5 µL とバッファー 195 µL です。1 段階で約 20 倍を超える倍率は極めて少量のピペッティングになるので、2 段階に分けます。

計算ツール

希釈計算は C1V1 = C2V2 の 4 つの値のどれでも求めます。段階希釈の計算は系列のチューブと体積を計画し、血球計算盤の計算は細胞数に希釈倍率を適用します。

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