× gを使う理由
RPMはローターの回転の速さです。沈殿させるのに大事なのは試料にかかる力、つまり相対遠心力(RCF)で、× gと書きます。同じRPMでも大きなローターほど力が大きくなるので、どの遠心機でも同じ条件になるようにプロトコールは× gで示します。
換算式
RCF = 1.118 × 10−5 × r × RPM²で、半径rの単位はcmです。
半径10 cmのローターを13,000 RPMで回すと、1.118 × 10−5 × 10 × 13,000² ≈ 18,900 × gです。逆に、RPM = √(RCF ÷ (1.118 × 10−5 × r))です。
半径の測り方
ローターの中心から、回転中の位置にあるチューブの底までの距離、つまり最大半径を使います。ふつうはローター本体か取扱説明書に書かれています。力は回転数の2乗に比例しますが、半径には比例するだけなので、半径の多少の誤差は回転数の誤差ほど影響しません。
計算ツール
RCF・RPM 換算は、ローター半径からどちら向きにも換算します。